枝豆家と中国の話

中国の学生と一緒に書道(书法)と墨絵を習ってみた

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みなさんこんにちは、セムです。今日は大学院の書道の授業を体験させてもらう機会を得たので授業に潜入してきました。マイペースな授業進行、書道道具の違いなどいろいろ発見の多い有意義な時間でした。

中国習字体験:正の字を練習

日中韓が一枚の紙に揃いました。半紙の上の首脳会議です。

日本では書道(しょどう)、韓国では書藝(서예)、中国では书法(shūfǎ)と呼ばれ、名前だけ見ても国ごとに筆を使って書を書くことに対する概念の違いが見えてきておもしろいです。

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中国の書道クラスの様子

书法の授業は中国語講師のたまごたちが中国文化を理解するために行っている授業のひとつ

この书法(shūfǎ)の授業はもともと中国語教育を専攻する大学院生たちが中国伝統文化を理解し、将来出会うであろう中国語学習者に説明できるようにするための専門授業のひとつです。この科目自体がさまざまな科目で構成されており、书法はそのひとつです。书法の他にも学生たちは太極拳、剪紙(jiǎnzhǐ 切り紙細工)などを半年かけて体験します。

マイペースな授業風景: 授業は突然始まった

书法(shūfǎ)の授業ということで教室に行ったのですが、はじめますよー、の言葉もなくはじまりました。そして何の前触れもなく先生がおもむろに前のホワイトボードに半紙を磁石で止め、そこに絵を描き始めます。描き上がると同時に何の指示もなくみんながそれぞれの半紙に字を書き始め、またある学生はスマホで先生の作品を撮影しはじめました。

先生のお手本はこちら
先生の墨絵手本

そしてひととおり撮影が終わるとスマホの画面を見ながら筆をとる学生たち。授業の形も変わったものだなあと思いました。指導も一斉指導ではなく、先生が各学生の席を回りながらアドバイスをしていきます。

今日習った内容: 梅の花の描き方

というわけでわたくしセムもまわりの学生たちに習ってお手本を撮影し、それを見ながら絵を描く練習をしました。絵も描きつつ、字も書きつつ。途中、先生からの指導も受けられました。2時間があっという間でした。

セムの作品: 梅の花

見よう見まねで描いてみたのですが、いかがでしょうか?

墨で書いた梅の花

筆で描いた梅の花

書道道具の日中韓比較

同じ筆や墨を使っても日本と韓国と中国とでは少しずつ違う感じがしました。

墨汁: 容器の形、墨の香りが異なる

まず、墨の香りが違いました。今日使った中国の墨汁は借りて使っているのでどのランクのものを使っているのかはよくわかりませんが、なぜか万年筆インクのようなにおいがしました。香りと呼ぶにはちょっとしんどいにおいです。
また、容器の形もまさに「インク」という形です。

半紙: 色、表裏の基準が異なる

練習用の半紙には白と黄色のものがあるらしく、黄色の方がちょっと安いそうです。
また、日本ではつるつるの面に書きますが、中国ではざらざらの面に書くそうです。ちなみに韓国でもざらざらの面に書きます。どちらが表なのかというのも国によって違うのはおもしろいなと思いました。

日頃は半紙や墨を使わず、アプリで書道を楽しんでいます

こちらに来てからは書道セットがないので最近はiPhoneとiPadに入れて書道やお絵かきを楽しんでいます。タッチペンを使うとさらに書道っぽく使える楽しいアプリ。こちらは以前スラムダンクの井上雄彦さんがZen Brushで描いたイラストをTwitterにアップしたことで日本でも話題に上がったアプリです。

Zen Brush
カテゴリ: エンターテインメント
現在の価格: ¥100

セムのひとこと: 共通の関心事があれば言葉の壁はすぐに越えられる

書道をきっかけに話が広がっていくのが楽しい

昨日の授業参加の機会にしてもハングル書道を習ってたんですよ、という話からはじまったもの。中国語や英語の実力が足りなくて伝えきれない部分があっても共通の関心事さえあればひょいと国境や文化の差を乗り越えられるのはとても楽しいです。筆を通じて世界とつながる。海外に出ようとするみなさんは何かひとつ言葉がなくてもできること、というのを身につけていくと新しい世界が広がるのでおすすめです。

忍者_豆ブロ記事下(左)_170507

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枝豆セム

韓国ソウルの某ソフトウェア会社で日本マーケティング統括担当として働く傍ら、Udemyでプレミアム講師もやってます。ポッドキャストとヌメ革をこよなく愛する枝豆です。

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