みなさんこんにちは、セムです。さて、前々回、前回に引き続き上海コリアンタウンのお話をお届けしてまいりましたが今回が最終回です。締めはやっぱり韓国料理でしょ!ということで、韓国食堂レビューをお届けします。
市民の通いそうな一般韓国食堂
システムは韓国の食堂と同じ: 最初に出てくるのはお冷とおかず
最初にずらっとおかずが並び、何度でもおかわりできるのは韓国と同じです。おかずの味も韓国にあるのと同じレベルでした。何よりもありがたかったのが水(お冷)が出てくること。中国料理店では水が出てこないこないことも多いので、久々に受けたお冷のサービスが地味に嬉しかったです。
また、注文も韓国語で受けてもらいました。この食堂では朝鮮族と韓国語がちょっとできる現地スタッフが働いているようです。
スンデクク(순대국)を注文
ここではだいたいの韓国料理が揃っているのですが、今回はわたくしセムの大好物であるスンデククを注文。おかず+お冷+ごはん+スープでお値段は70元(約12,000ウォン)、つまり韓国の約2倍・・・まぁ外国の料理ですからここは仕方ありません。ちなみに韓国のスンデクク標準価格は7000ウォンです。
ちょっと高級韓国料理店にてサムギョプサルを食べてみた(もちろん人様のご援助により)
久々に韓国スタイルの焼肉を満喫
なんとここは釜蓋で焼くらしく、えらい大きなふたが登場しました。
肉を乗せるとこのように雰囲気で出てきました。久々のサムギョプサル満喫です。
Wi-Fiパスワードの案内あり
WiFiのパスワードもちゃんとわかるように表示してあるところが韓国的だなぁと思いました。ちなみに上海の場合、お店のWi-Fiはそのお店の電話番号を設定することが多いようで、この店も同じ仕組みで設定しているようでした。
このお店は上海に住んでいる韓国人や日本人が多く利用しているらしく、会社の会食や本社からのエライさんの接待などをする場として活用されているようです。実際わたしが訪れた日も日系会社の飲み会が行われていたようで、中国人スタッフと思われる人に突然日本語で話しかけられてビックリしました。
セムのひとこと: どこに行っても食べ物がおいしく感じられるのはある意味ひとつの才能なのかもしれない。
というわけで今回は上海コリアンタウンの韓国食堂の様子を写真とともにお届けしました。まわりの韓国人曰く、中国料理は脂っこくてとても口に合わない、コチュジャンがどうしても必要、という人が少なからずいます。しかーしわたしにはそのへんの感覚がイマイチよくわからない。どこに行っても食べ物がうまい!と感じられるのはある意味才能なのかもしれません(笑)
みなさんの中にももしかして生の野菜が思いっきり食べたい(中国ではなかなか生野菜は出てこない)、とかコリアンタウンに興味があるという方はぜひこの街を訪れてみてください。