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セムの読書感想文: さだまさしのラジオ小説『ラストレター』

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ラストレター

みなさんこんにちは、枝豆セムです。さて、最近実家でおもしろい本を見つけて読んでみました。な、な、な、なんと、しゃべりのプロとして尊敬してやまないさだまさしさんの(おそらく)最新小説が家の本棚にそっと置いてあるではありませんか。しかもラジオの話。これは読まずにはいられない、ということで、広島を離れる直前に超高速で読んださだまさしの心温まるラジオ小説、『ラストレター』をご紹介します。

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今回読んだ本はこちら

2014年9月に第1版が出てるので、まだ世の中に出てからそんなに時間がたっていない作品です。これまでのさだまさし作品には『解夏』や『精霊流し』などがありますが、また違ったテイストのドタバタ劇が繰り広げられる小説です。

あらすじ(Amazonより引用)

ラジオ局に入社して4年目の新米アナウンサーの寺島尚人は、ある日、聴取率0%台、誰も聴いていない深夜放送の≪大改革≫に名乗りをあげてしまう。「みんな小さな人生を生きている。それを伝えたいと誰もが思っている筈です。そんな葉書を……小声で、ただひたすら愚直に読んであげるのはどうでしょうか」と。
大抜擢で番組を任されることになる。

しかし自分でスポンサーも探せと命令されたり、ライバル局に邪魔をされたりとトラブル続出。だが新米アナウンサーの青臭い情熱が、それまで傍観するだけだったラジオ局の人々を動かし、団結させていく。
そして、Twitterでもなく、メールでもなく、ファクスでもなく、ラインでもなく、リスナーから届く≪葉書≫で番組を構成していくというやり方が支持を得る。特に、一緒に泣いたり本気で怒りながら読み上げる「ラストレター」という企画が目玉コーナーとなり、人気番組となるのだが……。ラジオ局で働く仲間たちをめぐる、愉快で心温まる物語。

読んでみての感想

本当はじっくり読みたかったのですが時間の制約もあり、かなりハイスピードで読みました。ポッドキャストを制作、配信している身としては非常に共感できるところも多く、企画や人集めの苦労など、ポッドキャストにも共通するものが多くありました。

また、以前に「生さだ」のお話もしたかと思いますが、それの裏話だったんじゃないかと思わせるくらいあの番組を思い出させる内容でした。

生さだに学ぶラジオパーソナリティスキル: 今年も生さだで新年を迎えよう | 枝豆ポッドキャスト放送局

実際には他のラジオ番組を12年間やっていらして、それを元に作られた小説なのだそうです。やはり筆者の実体験に基づく内容だけあって、細かい描写が妙にリアルです。彼の小説は映画になることも多いのですが、この小説もぜひ映画化してもらいたくなるような、目の前に情景が浮かぶような状況描写がとてもよかったです。実際には見えない登場人物のひとりひとりを想像しながらストーリーを読み進めていくところはラジオやポッドキャストにも通じるところがありました。

ラストはハッピーエンドで終わるので、読後感もいいです。ただ、分厚いので早く読んでも数日はかかります。

セムのひとこと: さだまさし小説は映画化された作品がおすすめ!

今回の『ラストレター 』もそうでしたが、さだまさし作品を何冊か読む中で、さださんはとても取材を綿密に行うんだろうなという印象をさらに強くしました。そして何といっても状況描写が細かくて、目の前に情景が浮かんできます。楽しいときには楽しい様子が、深刻な時には深刻な様子がこちらにまで伝わってきて、久々に楽しめる小説となりました。そしてトークでも度々出てくるくだらない言葉遊びというのもこの作品の魅力をさらにパワーアップさせています。ぜひこの作品も映画化するとおもしろそうだな~

最初にさだまさし作品デビューをされる方の選び方のポイントとして、「映画になっているかどうか」があります。映画になっているものはストーリーがわかりやすいものが多いので、さくさく読めるのではないでしょうか。

わたくしセム、まださだまさしファン、というほどではございませんが、彼の作品がとても好きな豆なのであります。

そして最後に一言: 「意見には個人差があります」
生さだ毎年見てる人にはわかるよね(笑)

セムが読んださだまさし作品『解夏(げげ)』

この記事の後に読むならこれ!: 同じく読書感想文です

セムの読書感想文: ジョブズの伝記『スティーブ・ジョブズ I (1)』

セムの読書感想文: ジョブズの伝記『スティーブ・ジョブズ Ⅱ (2)』

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