韓国生活のリアルな話

やっぱり外国人は外国人なのか

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韓国の外国人登録証デザイン

みなさんこんにちは、枝豆セムです。かれこれわたくし5年近く韓国生活をやっておりますが、今日は久々に悔しくて涙を流しました。しかしブロガーのはしくれである以上、これもネタとして昇華せねばならぬと思い、悔しさをばねにこうして豆ブロを更新している次第です。

わたしは日頃はあまり外国人コミュニティには属しておらず、韓国人にまじって行動することが多いためかそこまで外国人であることを意識しないでいました。ところがどっこい、今日は外国人であるという現実をガツーンと突きつけられたのです。いやぁ、悔しかった。



見た目で区別がつかないゆえの苦悩

同じ土俵で相撲をとるのはラクじゃない

在韓外国人の中でも中国人や日本人の場合、西洋系、東南アジア系の人よりは見た目には韓国人と大きな差がありません。つまりパッと見わからないのでこちらから申し出ない限り、韓国人と思われていることもしばしばです。(たまに見ただけで日本人ですか?という人もいるが、だから何なんだと言ってやりたい。)

このため、良い意味でも悪い意味でも韓国人と同じ扱いを受けることがよくあります。しかし、だんだん時間の経過とともに、すこーしずつですがやっぱり差が出てしまうことがあります。たとえば大事なところが聞き取れなかったり、スピードが追いつかなかったり・・・。ネイティブの土俵でノンネイティブがネイティブと同じ相撲をとるのは簡単なことではありません。まぁだからこそ新しい技が生み出せたりもするのですが。

しかしやっぱり、みんなと同じようにできないことは悔しいものです。わたしなんかここしばらく言葉で悔しい思いをしてなかったので、免疫がなくなってきてたのもありました。

悔しさが絶頂に達した瞬間

いつも以上に悪条件が重なった

今回の事件(というほど大げさなものでもないですが・・・)は慣れないスポーツをする場面で起こりました。これまで日本語でもスポーツを習いに行くという経験がなかったのに加え、ひじを伸ばすだの手を組んで上に伸ばすだの、右だの左だのという、日頃使わないような語彙の連続。言葉だけではついていくのが難しいので、いつもは他のメンバーの動きを見ながらなんとかついていってたのですが、今日は運の悪いことに最後尾の席だったため他の人の動きもよく見えず・・・いろんな悪条件が重なっていました。

それでついていけず、おろおろしながらもなんとか動いていました。しかし思うように体は動かず・・・だから余計ついていけず、先生が近づいてきて「そこはこうするんですよ~」個人指導が入る。どうも要注意リストに入ったっぽい。ちょっとほっといてほしいのにほっといてくれない。ちょっと休もうにも、流れについていけてないと先生が近づいてくるので休むわけにもいかない。落ち着いて指示を聞けばわかるはずなのに、落ち着かないから何を言ってるかも分からない。だから余計についていけない。最悪のループにはまっていきました。

そこで決定的な一言が入る

ここで必死に悔しさをこらえていたのですが、近くにやってきて「韓国人じゃないんですか?」の一言。

見事なボディブローが入りました。こらえていた涙もついに涙腺決壊。もう何もしたくない、帰りたい。でも先生はやれという。「はい・・・」という蚊の鳴くような声にこれまでついていけてない理由を納得した様子の先生。こちらは悔しさで動けない。床に大の字になって涙を流す姿が情けないったらありゃしません。しかもあとから個人的に聞いてくればいいものを、みんなの前で聞くんだよこの人は。

しかし残念ながらもうその先生はわたしに「外国人」というフィルターをかけてしまいました。こうなるともう、うまくこなせば「外国人なのに上手ですね」と言われ、ついていけなければ「外国人なんだからしょうがないですよ」という評価がつきます。つまり、もう同じ土俵には立てなくなってしまったのです。こちらが望んでもいないのに勝手にハンデをつけられたとでもいいましょうか。

日頃はまったく意識していなかったのですが、自分がここでは外国人であるという現実がずしんとのしかかってくる瞬間でした。

ネイティブだったらなんでもできるのか?

本当に悔しかった理由は、外国人だからできない、ついていけないと思われたことです。しかしやっていたのは運動。もちろん言葉の問題もあったのですが、それを「外国人だから」という理由で片付けられたのが悔しかった。ネイティブだったら何の問題もなくできたのだろうか、と思うのですが、実際そのような活動内容でもありません。それでもその先生の中ではそのように処理されてしまったのです。

はじめて何かを習うときには悔しさや恥ずかしさがつきものですが、今回のはしばらくずーんと胸の奥で残りそうです。でもこのままフェードアウトするのもすごく悔しいので、今月の受講回数が残っているうちは続けるつもりです。ただ、本来の目的である「友達を作る」が未だに達成されておらず、それを作る雰囲気がクラス全体にないのも残念なところ。もう少しお試し期間を経て、続けるかどうかを判断したいと思います。

セムのひとこと: 忘れたころにこういう事件が起こる

いつもそうなのですが、韓国生活順調だな~と思っているとこういうことが起こります。これもひょっとしたら慢心から来たものなのかもしれません。「おぬし、まだまだじゃのう・・・」と言われているような気分です。それでも韓国にいるほうがわたしはラクだし楽しいので、ここで暮らすという部分についてはブレはありません。

きっと長期で海外生活を送っている方はこのような経験、あるんじゃないのでしょうか。悔しいけれど、ネタ一個もらったと思い今後に生かしたいと思います。記事書いたらなんだか落ち着いてきました。さぁ、気持ちを切り替えてまたがんばるぞーっ!

 

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  • この記事を書いた人

枝豆セム

韓国ソウルの某ソフトウェア会社で日本マーケティング統括担当として働く傍ら、Udemyでプレミアム講師もやってます。ポッドキャストとヌメ革をこよなく愛する枝豆です。

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