枝豆のつぶやき

もし白い杖を持った人がバスや電車に乗ってきたら

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手をさしのべるおじさん

みなさんこんばんは、枝豆セムです。さて、今日は偶然流れてきたツイートから「気づかい」とはなんなんだろうということをふと考えてみました。そんな豆のつぶやきにちょっとだけお付き合いください。

気づかいって相手のことを考えること。まずは相手のことを知ることからだと思ったので、もしみなさんが目の不自由な方に出会ったらこういう配慮をしてもらえると助かるという内容を当事者家族の目から簡単にまとめました。(注: 意見には個人差があります)

バスの車内
たとえばあなたは今バスに乗っているとします。とある停留所で白杖をついた人がバスに乗ってきたので、あなたは立ち上がり、まわりの乗客は席を勧めました。しかしその人は「すぐ降りますから」と言って、かたくなに座ろうとしません。結局立ったまま乗車し、3つ先の停留所で降りていきました。

さぁ、こんな状況の時に、あなたならどう思うでしょうか。
せっかく親切にしたのになにあの態度?と思うでしょうか。または、その人なりに事情があったのだろうか、と思うでしょうか。

実はわたしのまわりでもこのようなことはしょっちゅう起きます。うちの母は視覚障害があるので、いわゆる気づかいを受ける立場に立つことが多いのですが、話を聞いてみるとまわりの気づかいと自分の動きやすい行動とのギャップでもやもやすることがあるとのこと。

相手も好意からの行動だとわかっているがゆえに、変に断ると相手の勇気や気持ちをむげにしてしまう気がして、自分にとっては不便でも気づかいを受ける、という気づかいの気づかいをすることが多々ある、と言っていました。(もちろん感謝の気持ちを込めながら、ですよ、誤解なく。)

知らない場所よりは、よく知っているいつもの場所がラク

見えない、または見えにくい世界の人にとっては、いつもの定位置が一番落ち着きます。ここに立っていれば(または座っていれば)手の届く範囲にICカードリーダーがあり、細かい人の場合、降りるまでの歩数は5歩、というふうに自分の感覚で正確に覚えていたりします。むしろ定位置を他の人に立っていられるほうが「あぁ…」となってしまいます。でも大丈夫、2つくらいは定位置ありますから。慣れてるバスだとだいたいのものの位置は把握しています。また、最寄りのバス停では時刻表を覚えていることが多いので○分のバスは低床バス、ってことも知ってて乗ってます。

また「大丈夫です、近くなんですぐ降ります」と言われたら、場合によってはそっとしておくのも優しさです。この言葉の真意を読み取るのが難しいんですけどね。

それでも困ってるようなので場所を案内をしたい、またはバスなどで席に案内をしたい人は、次のようなポイントをおさえてガイドしてくれると大変ありがたいです。

白杖ユーザーに対する歩行誘導のポイント

あっち、こっちですよ、なんてどっちなのかわからない

視覚基準で動いていないので、あっちやこっち、そっちなんてどっちなのかわかりません。右、左、3歩前、10時の方向、のように具体的な方向を示してもらえるとわかりやすいです。

勝手に手や腕をとったりしないでほしい

これは本当にお願いです。予告なく手や腕に触れられるとびっくりします。ぞわっとします。手をバッと離されてもびっくりしないでください。誰だって勝手に腕に触られたらそうなります。また、どこかに連れていく時、腕をつかまれたり手を取られたりすると歩く時に非常に不安です。

意外に知られていないことなのですが、白杖を持ち始めるときには必ず歩行訓練を受けます。彼らは肩を貸す、または腕を貸す人がガイドする、というふうに歩行訓練を受けているので、あなたが歩行をリードする場合は肩または腕を貸してあげてください。

ガイドするときは白杖を持っている手の反対側に立つ

右利きのユーザーはだいたい右手に杖を持っているので、左側に立ってガイドしてもらえると歩きやすいです。立ち位置は真横です。左側に立った場合は、白杖ユーザーが男性の場合はあなたの右肩を、女性ユーザーの場合はあなたの右ひじに手を添えさせてもらって歩くと歩きやすいです。

まずは声をかけてから動く

静かに動き出されるとおろおろします。「では前に行きますね」とか「じゃあ行きましょうか」という風に声をかけて、一呼吸おいてから動き出してください。

この4つのポイントをおさえてもらうだけでもすごく歩きやすくなります。

あなたの行動が必要かどうか本人に聞くのも気づかいのひとつ

これはわたしの個人的意見ではありますが、その行動が必要かどうか、相手に聞くのも気づかいの一つではないかと思っています。杖をついているからといって、不自由なところがあるからといって、常に助けを必要としているかと言われればその答えは常にyesとは限らないからです。だからまずは声かけからはじめることが大事です。

このへんはする側も受ける側もお互いに気を配れればベストですけど、簡単にできれば苦労はしないってやつですよね。相手のことを思うがゆえの気くばりも、一歩間違えると「小さな親切大きなお世話」になってしまうからこのへんのさじ加減が難しいところです。

セムのひとこと: 気づかいってむずかしい

まずは相手の状況を知った上でのサポートだとお互いに気持ちのよい気配りができるのではと思い、せっせと豆ブロ書いてみました。もし身近なところで白杖ユーザーを見つけたら、この記事を思い出してみてくださいね。

(注)白杖は視覚障害者だけが持っているわけではありません。聴覚障害者も使用しています。

忍者_豆ブロ記事下(左)_170507

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