枝豆のつぶやき

セムの読書感想文: ジョブズの伝記『スティーブ・ジョブズ Ⅱ(2)』

投稿日:

スティーブ・ジョブズ II

みなさんこんにちは、枝豆セムです。さて、以前、アップル創業者であるスティーブ・ジョブズの伝記を読んでますよ、という話をしましたが、上巻を読み終えたあと、すぐに下巻である上巻『スティーブ・ジョブズ Ⅱ 』を読みはじめました。実は下巻は上巻よりもずっとおもしろく、あっという間に読み終えてしまったのですが、あれやこれやとしているうちに前回の記事から1ヶ月も経ってしまいました。

今日久々に読み返す時間がとれたので、豆ブロにも書いておこう! ということで日曜日にPCの前に向かっております。

下巻の内容

登場する時代: 40代から死を迎えるまで

下巻で登場するのはスティーブが40代になってから死を迎えるまでの話です。iPod登場からiPhone、iPad、iCloudへといわゆるアップル代表するソフトウェア、ハードウェアの開発秘話の話が出てきます。時代で言うと1980年代後半から2011年まで。これはわたくし枝豆がちょうど音楽やコンピュータに接するようになった時代と近く、自分の歴史とリンクして読むことができます。そのせいか、なかなか内容がピンとこなかった上巻に比べ、約2~3倍のスピードで読み進められました。この伝記がおもしろいと言っている人たちは下巻のことを指していたんだなぁと思うくらいです。

やっぱり登場人物はわかりにくい

だからといって上巻を読まずに下巻だけを読んだらいいか、と言われるとそれはおすすめできません。上巻で登場した人物がそのまま下巻にも登場するため、この人物たちとの最初の出会いに関するストーリーを知らずして下巻の話を読んでも内容が入ってこないことでしょう。

しかしやっぱりわかりにくいよ、この本の登場人物は。

40代以降の人生がダイナミック: 成功への階段を駆け上がるスティーブ

iPodの成功が音楽界の常識を変え、iPhoneの成功が携帯電話の常識を変えた。このストーリーとともに成功への階段を駆け上がっていくスティーブの話が進むにつれ、こちらもわくわくしながらページを進めることができました。

ただ、スティーブのすごいところは「完璧を目指す」という姿勢。もちろん何事にも完璧はないわけですが、大ヒットに驕ることなくさらに上を、さらに完璧を目指したところ、そしてそれについてくるように人々を引き付けるリーダーシップに人々は尊敬の念を抱くのだと思います。

わたしもかつてiPhoneユーザーで、現在もiPad、iTunes、iCloudのお世話になっているわけですが、開発の裏話を知ることで当時、そして今使っているアップル製品、サービスの価値を再確認するようになりました。

一番印象に残ったエピソード: 徹底したユーザー体験の管理

とにかくすべてのユーザー体験を完璧にコントロールしたがった

とにかくユーザー体験を完璧にコントロールしたいという彼の熱意は最初のiPodから一貫してアップル製品の中に生きています。徹底的にクローズド・プラットフォームを使うのもこのためです。このときにはこのように使う、ということがすでにスティーブの頭の中ではイメージされており、またおもしろいことにユーザーであるわたし自身もそのように使っています。

最初Windows版のiTunesを作ることにもスティーブは大反対したのだそうです。理由は自分の管理下にないWindowsマシンで好き放題にAppleのソフトウェアを動かされるのがとにかく嫌だったからといわれています。結局は部下の判断と必死の説得によりWindows版の開発を余儀なくされたのではありますが。

日本でiPhoneが圧倒的なシェアを持っているものこれが理由?!

読みながらふと思ったことですが、iPhoneが日本で受け入れられているのも、この「管理されたユーザー体験」が存在するからではないでしょうか。あらかじめこれはこういふうに使うんですよ、というマニュアルのようなものが暗に存在しているということが日本人の心を安心させているのかもしれません。これを使って自由にやってみろ、と言われるより、これはこういうことができるからやってみて、というアップルの説明も、暗に使い方の原則を教えるマニュアルとなっているんじゃないかと勝手に思っています。

自由に使いこなしているようにユーザーには思わせているけれども、実はジョブズの思い描くままの動きをしているだけなんじゃないだろうか、なんて思っちゃいますが、操作されている気にはならないもんだから不思議です。

セムのひとこと: Appleユーザーなら一読の価値あり!

iPhoneをはじめとしたアップル製品、サービスを一通り体験してからこの本を読むと、それに隠されたストーリーを垣間見ることができ、さらに本を読む面白さが倍増します。上にも述べましたが、多少退屈でも上巻を読み、まわりの人間関係や価値観の形成時期を見届けた後に下巻でアップルの発展の歴史を読むとアップル製品を見る新しい視点が得られます。

現在はティム・クック率いるアップルですが、スティーブの精神がどこまで続くか、これからのアップルに期待です。個人的には広島弁をしゃべるジョナサン・アイブがアップルメンバーの中では一番好きなんですが。

そしてこれを読み終わった後に読んでいるのは実はGoogleの本です。MicrosoftがかつてのライバルであったApple、新たなライバルとなったGoogle。GoogleはAndroid OSをはじめオープン・プラットフォームを経営の柱に掲げており、アップルと比較しながらこの本を読み進めていくと大変おもしろいです。最初にApple、次にGoogleという順序も偶然ではありましたが比較ができていろいろ勉強になります。

というわけで最近読み終わった本と読んでいる本の紹介でした。チャンチャン♪

上巻はこちら

上巻を読んだあとの感想文はこちら→セムの読書感想文: ジョブズの伝記『スティーブ・ジョブズ I (1)』

忍者_豆ブロ記事下(左)_170507

忍者_豆ブロ記事下(左)_170507

豆ブロ人気記事

Wix.comのテンプレート一例 1

企業サイトを作る際に担当者はいろいろなサービスを比較検討しているはずです。最近Facebook広告によく登場するWix.comが企業サイトに向いているのか、Wordpressユーザーという視点で見ていきたいと思います。

呼称の洗濯を間違えたゆえに微妙な空気が流れる二人 2

【人気記事】ビジネス韓国語で相手をどう呼ぶかは非常に重要な問題。「○○씨」=○○さんではないことに注目。

【画像】Panasonic ジェットウォッシャー 携帯用 海外用 外箱と本体 3

水で食べかすを吹っ飛ばすジェットウォッシャー。すっきりできておすすめです。韓国でも買えますよ。

-枝豆のつぶやき
-,

Copyright© 枝豆ポッドキャスト放送局 , 2017 AllRights Reserved.