枝豆キャラクターイラスト

iPadお絵かきアプリの比較(Procreate、Adobe Illustrator Draw 、Graphic、メディバン)

投稿日:2015年12月26日 更新日:

ipadでイラストを描くのに最適なアプリは?

みなさんこんにちは、枝豆セム(@ssem1622)です。

さて、以前はタブレットペンとAZPainter2というソフトを使って豆を描いていたのですが、最近はiPadで描くようになりました。

描きたい絵を描くためにはどんなiPadアプリを使えばいいのか…画材を選ぶように、いろいろなアプリを試しては消し、試しては消しを繰り返していましたが、ようやく落ち着いたので比較ポイントとともに豆ブロ記事にしたいと思います。

2018年4月、アプリの価格が変更になったものがあるので情報を更新しました。

このブログのイラスト、どうやって描いてるの?

アプリに求める条件

世の中にはいろいろなお絵かきアプリがあるのですが、わたしが必要としていたのは以下の機能です。これらの機能が使えるかどうかという基準でアプリを選びました。

(1)バケツ塗りができる
(2)筆圧機能がオフにできる
(3)円や曲線、直線がきれいに書ける(定規機能)
(4)PSD形式で書き出せる
(5)レイヤー機能あり
(6)Dropboxとの連携

ProcreateAdobe Illustrator DrawGraphicメディバンペイント for iPad、それぞれ一長一短あるので、どのお絵かきアプリを使おうかと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。なお、当記事の内容はiPad Airでの使用レビューです。

各アプリの機能比較表

お忙しい方のために、先に上記4アプリの特徴をまとめるとこのようになります。

セム
この表を参考に、気になるアプリから見ていくのもよし、上から順に見ていくのもいいでしょう。アプリ名をクリックするとそのアプリの説明に移動します。

機能 Procreate Adobe Illustrator Draw Graphics おすすめ! Medibang
バケツ塗り O O X O
筆圧機能オフ X O X O
定規機能 △(直線のみ可) O O O
PSD書き出し O X O O
レイヤー機能 O △(10枚まで) O O
Dropbox連携 O X O O
データ形式 ラスター ベクター ベクター ラスター
ここがいい! メイキング動画が作れる わかりやすいUI ベジェ曲線が引ける 便利なクラウド同期
ここが残念 無料体験版なし レイヤー少ない 無料体験版なし レイヤーが増えてくると動きがもっさり

それでは各アプリをじっくり見ていきましょう。

Procreate

Procreate

1,200円
(2018.04.13時点)
posted with ポチレバ

(1)バケツ塗り: ○
(2)筆圧機能のオフ: ×(コツをつかめば均一な線が描けなくはない)
(3)円や曲線、直線がきれいに書ける(定規機能): △(直線のみきれいに描ける。円や曲線はフリーハンド)
(4)PSD形式で書き出せる: ○(JPG、PNGでも書き出し可能)
(5)レイヤー機能: ○(十分すぎるくらいレイヤー数あり)
(6)Dropboxとの連携: ○

Procreateはいろんなペンやブラシが使えるiPad専用のお絵かきアプリです。

Procreateのここがいい!

これまで絵の具などの画材を使ってアナログの絵を描いてきた人にとってはぴったりのデジタルスケッチブック。アナログの描き味とデジタル描画特有のレイヤー機能を使った絵が楽しめます。

Procreateのここがちょっと残念

欲をいえば、きれいな線が描けるように手ぶれ補正機能などがあればいいなぁと。キャラクターイラストのようにきっちりきれいな線を描くのは難しいので、このアプリで下書きをして、それをもとにPCで描く、みたいな使い方をしています。いいお値段するのですが、無料体験版がないので買おうかどうしようか迷っている方多いはず。

2018年1月追記バージョン3.1より手ブレ補正機能が付きました。ストリームラインを調整すると補正度を調整できます。

2018年4月追記価格情報が変更になっていたので更新しました。1200円…桁がひとつ上がったちゃいましたね(涙)

このアプリの特筆すべき機能はメイキング動画作成です。画像を描く過程を全部記録したビデオの書き出しができるので、これもひとつのコンテンツになります。

Procreateで描いた豆イラストはコチラ

枝豆が鍋に飛び込む

そしてこの動画はそのメイキング動画です。

おもしろいので座布団一枚。

このアプリの使い方についてはNekojitaさんの運営するブログ「iPad Creator」にて詳しく説明されています。このアプリを使う方、使おうと思っている方は必読です。

Procreateアプリの使い方・機能解説まとめ - iPad Creator

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Adobe Illustrator Draw(旧Adobe ideas)

Adobe Illustrator Draw

無料
(2018.04.13時点)
posted with ポチレバ

(1)バケツ塗り: ○
(2)筆圧機能のオフ: ○(筆圧を感知するペンもある)
(3)円や曲線、直線がきれいに書ける(定規機能): ○(直線と図形がきれいに描ける定規機能あり。曲線はフリーハンド)
(4)PSD形式で書き出せる: ×
(5)レイヤー機能: ○(ただし、最大10枚まで。それ以上は増やせない)
(6)Dropboxとの連携: ×

イラレやフォトショでおなじみのAdobeから出ている無料アプリ。ちょっと描きたいものをサクッと描くのに向いています。機能が少ないので、使い方もとても簡単。

ベクター形式のイラストが描け、クラウドを通じてIllustlator CCにデータを同期させることでAIファイルとして扱うことができます。ただ、このアプリで描いたら全部をブラシツールで描いているようなものなので、出力されるパスは正直美しくありません。使いやすいデータとは言えませんが、手っ取り早くAIデータがほしいときにはいいかも。

Adobe Illustrator Drawのここがいい!

UIがシンプルなので、お絵描きアプリにありがちな複雑な画面は苦手という方におすすめ。教材の挿絵などはこのアプリで十分です。また、一番上の丸ペンは調整なしで均一な線が引けるので、キャラクターイラストなどの線がはっきりした絵を描くのに向いています。これでLINEスタンプを作っている人もいるそうですが、背景透過ができないので正直おすすめはしません。個人的にはLINEスタンプ作るならメディバン一択です。

Adobe Illustrator Drawのここがちょっと残念

レイヤーが最大10枚までと少ないです。10枚はちょっと、いやかなり物足りない。

また、背景が透明ではないので、LINEスタンプ制作などで背景なしの画像が必要な場合は別途アプリやPCでの加工が必要です。わたしの場合は一度iPadの写真アプリに保存したあと、背景透明(Eracer)というアプリで背景を消して使っています。(二度手間)

Adobe Illustrator Drawで描いた豆イラストはコチラ

以前ブログに載せた描いたこのイラストはAdobe Illustrator Drawで描いたものです。

初手術に苦しむ豆と点滴

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Graphic for iPad

Graphic for iPad

1,080円
(2018.04.13時点)
posted with ポチレバ

(1)バケツ塗り: ×
(2)筆圧機能のオフ: ×(ブラシツールは筆圧を感知する)
(3)円や曲線、直線がきれいに書ける(定規機能): ○(ベジェ曲線(ペンツール)も使える)
(4)PSD形式で書き出せる: ○(SVG、PDF、PSD、PNG、JPGで書き出し可能)
(5)レイヤー機能: ○
(6)Dropboxとの連携: ○

わたしの場合は描いたキャラクターを印刷用に加工する必要もあったので、ベクター画像が描けるアプリとしてGraphicも候補にいれました。このアプリは簡単に言うとillustratorの簡易版といったところ。イラレに慣れている人はこちらのほうが使いやすいです。

Graphicのここがいい!

ペンツールが得意な方にはかなりおすすめ、きっちりキレイな曲線が引けます。日頃イラレで描いてるのであれば、このアプリ使えます! また、ベクターデータなので印刷や拡大縮小に強いです。いろんなところでイラストを使い回す方はぜひ候補に入れてみてください。

Graphicのここがちょっと残念

いいお値段するのですが、無料体験版がないので買うのに勇気がいります。

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メディバンペイント(Medibang)

2018年4月追記


アプリ追加! 今のところイチオシはこちらです~

メディバンペイント for iPad

無料
(2018.04.13時点)
posted with ポチレバ

(1)バケツ塗り: ○
(2)筆圧機能のオフ: ○
(3)円や曲線、直線がきれいに書ける(定規機能): ○(円・四角・直線・曲線)
(4)PSD形式で書き出せる: ○(JPG、PNGでも書き出し可能)
(5)レイヤー機能: ○(十分すぎるくらいレイヤー数あり)
(6)Dropboxとの連携: ○

各種ブラシが収録されており、さらにクラウドを通じてブラシを無料で追加できます。これまではProcreateに軍配が上がっていましたが、最近はこれ一本になりました。Procreateに求めていた機能が無料で叶う神アプリです。(ただし、メイキング動画は作れません)

わたしのようにワンカットのイラストを描く方であればiPadひとつですべて完結します。メディバンに出会ってからはPCで絵を描くことがなくなりました。漫画を描く方であればPCもあったほうがいいかもしれませんね。液タブもいらんわーとなりました。

メディバンのここがいい!

クラウドによりPC・Androidスマホ・iOSデバイス間でデータが同期できるので、外出先で指を使ってスマホでサクッと描いて、仕上げはiPadで、なんてのも自由自在です。また、写真からの線画取り込みも得意なので下絵は紙に描いて、仕上げはデジタルでという使い方もできます。メディバン愛を語らせると止まらなくなるので別記事でまとめました

無料アプリですが、描画中の画面には広告出ません(地味に嬉しい)

メディバンのここがちょっと残念

わたしは複数デバイス間でデータを編集することが多いのですが、デバイスごとにいちいちパレットとブラシの設定をしなければならないのがちょっと面倒です。クラウドあるんだから設定も同期できれば…と思うのですが、そこは難しいのでしょうね。

また、レイヤー枚数が増えてくると動きがもっさりしてくるので描画中にこまめに保存しておきましょう。これまでも途中でアプリが固まってしまい、データを何度も吹っ飛ばしました…

メディバンで描いた豆イラストはコチラ

最近の豆ブロイラストはメディバンで描いてます。

udemyで教える豆

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まとめ: 絵の使用用途や描きたいテイストによって使い分けが必要

というわけで、今回はわたくし枝豆セムが使用中のお絵かきアプリを4つご紹介しました。それぞれ一長一短あるので、絵の描き方やテイストに合わせて使い分けてみてくださいね。

そして冒頭での6つの条件、(1)バケツ塗り、(2)筆圧機能のオフ、(3)円や曲線、直線がきれいに書ける(定規機能)、(4)PSD形式の書き出し、(5)20枚以上のレイヤー機能、(6)Dropboxとの連携のすべての機能がカバーできるアプリを有料、無料問わず探していますので、もしこの条件にあてはまるアプリをご存知の方はぜひ教えてください。

セム
ついに見つけた! (1)~(6)の条件をすべてクリアする無料アプリ、Medibang(メディバン)を発見! 最近の豆イラストは全部コレで描いてます
最強アプリ
いろんなデバイスで使えるメディバン
iPadで定規機能と筆圧オフが使えるお絵描きアプリ、メディバン(Medibang)が使える!

豆を描くために必要な機能(図形定規、筆圧オフ、バケツ塗り、レイヤー、PSD出力)をすべて満たすiPad用ペイントアプリ、Medibang(メディバン)をご紹介します。

このブログのイラスト、どうやって描いてるの?

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  • この記事を書いた人

枝豆セム

韓国ソウルの某ソフトウェア会社で日本マーケティング統括担当として働く傍ら、Udemyでプレミアム講師もやってます。ポッドキャストとヌメ革をこよなく愛する枝豆です。

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