韓国生活のリアルな話

子どもに話しかける時の韓国語の敬語表現

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画像: 新聞紙のかぶとをかぶった豆太郎氏がこいのぼりを持っている

みなさんこんにちは、枝豆セム(@ssem1622)です。

我が家の一人息子、豆太郎氏は本日人生初のこどもの日を迎えました。

日韓夫婦の間に生まれた我が家の豆太郎氏、家庭内では日本語と韓国語の両言語を聞いて育っています。パパは韓国語で話しかけ、ママは日本語と韓国語(たまにチャンポンで)話しかけ、パパとママが一緒にいるときには韓国語で話しかけるという言語環境です。

そんな中ふと気づいたのが敬語の使い方の違い。ドラマでも頻出、日常会話でもよく使われるパターンです。こどもの日にちなみ、子どもと韓国語の敬語表現について簡単に考察してみました。教科書にはあまり出てきませんが、韓国語の言語文化を知るにあたって重要なポイントです。それではいっしょに見ていきましょう!

家庭内での韓国語と敬語

韓国語の敬語は日本語の敬語とは異なり、ウチとソトで相対的に変わるのではなく、相手にとっての上下で敬語を使うかどうかが決まります。日本語との違いで有名なのは家族や自分の両親について相手に話す場合でも敬語表現を使うという部分でしょう。

文中は【1.行動を実際に行った人が自分または相手にとって目上である】場合に敬語表現を使い、語尾は【2. 話を聞く人が自分よりも目上である】場合に敬語表現を使う、というのが韓国語の敬語の基本ルールです。文章で説明しても複雑なので、実際の例を見ていきましょう。

実例でチェックする家庭内での敬語表現

家庭内での実際の順序は別として(笑)、韓国語の世界での順序はパパとママが同レベル、こどもがひとつ下(兄弟同士は同列)です。ですので子どもに対して話しかける際にはこの順序が適用されます。

動作を行う人が子どもにとって目上の人の場合

たとえば子どもが父親の腕にいたずらをしている時、このように言います。

아빠 아프시대잖아~
(パパが痛いって言ってるよ: 話者は母親)

子どもに父親の居場所を尋ねるときにもこのように言います。

아빠 어디 가셨어?
(パパどこ行ったの?: 話者は母親)

このように、父親の行動には敬語を使い(行動を行った人が聞き手の子どもにとって目上の人物のため)、子どもに対してはパンマルで話しかけます(聞き手が話し手よりも目下のため)。日本語だと敬語は出てこない場面ですね。

このように子どもにとっては先生、大人、親戚など、基本的にまわりの人が目上になることが多いので「敬語表現+動詞+語尾はパンマル」というパターンで話しかけることが多くなります。韓国語が【誰が何をした】のかが重要な言語なので自然とこのような話し方になります。

比較対象として、聞き手である子どもと同列にあたるいとこのの行動を話すときにはこのようになります。

사촌 형아가 다음주 온대네
(いとこのお兄ちゃんが来週来るって言ってたよ: 話者は母親)

このように、行動する人(主語)が聞き手と同じレベルなので敬語は入りません。

動作の受け手が子どもにとって目上の人の場合

ここまでは日本語の世界での尊敬語を取り上げましたが、日本語の世界でいう謙譲語の世界も韓国語で表現できます。

아빠께(에게) 이 과자 갖다드려라
(パパにこのお菓子持って行ってね: 話者は母親)

動作の受け手が子どもにとって目上の人なので、子どもが行う行動に敬語表現を使います。

セム

セムのひとこと:家庭やドラマでよく出てくる会話パターンです

(目上の人の行動をあらわす動詞)+敬語+語尾はパンマル
(目上の人が受け手になる動作をあらわす動詞)+敬語+語尾はパンマル

韓国語の教科書だとなかなか登場しにくい場面ですが、このパターンは日常生活で頻繁に登場します。ドラマなどで見つけたらぜひチェックしてみてくださいね。

(注)特に両親についてはどの程度敬語表現を使うかどうかは家庭によって差があります。我が家も敬語を使ったり使わなかったりしてますので…

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