韓国生活のリアルな話

民間人統制区域に民間人のセムが潜入!

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こんにちは、セム(@ssem1622)です。

2018年4月27日、南北首脳会談があり歴史が大きく動いた一日でした。両国のトップが並んでテレビに映る姿はジーンと来るものがありました。

このニュースが出る前に実はわたくし、民間人統制区域(민간인 통제구역)、通称民統線(민통선 ミントンソン)の中に行ってきました。

訪れたのは4月頭だったのですが、情勢がどちらに傾くかがはっきりしない時期なので記事にするのは控えてました。しかし機能の会談以降、なんだかいいムードになりつつあるので世界の皆様にも民統線の雰囲気をちょっぴりお伝えしたいと思います。

限られた人のみが出入りを許されている

統一大橋をナビの到着地に設定してひたすら走るとこのような景色が広がります。

看板の文字は「未承認車両はUターン」、つまり引き返せってことですね。

昨日のニュースでも何度も出てきたこのゲートが民間人統制地域の入口になります。このゲートから先は民間人の立ち入りが厳しく制限されており、一定の条件を満たした人しか入れません。

ここに入るには軍人や民統線地域の住民および引率者、登録済みの農業従事者、指定の観光業者(外国人向けDMZツアー)などのごく限られた人だけが出入りすることができます。

また、中に入るにはパスポートや外国人登録証などの写真付き身分証明書を入口で預けることになっています。

わたくしセム、友人がこの地域の住民のため、その引率者として入ることを許されました。

セム
民間人代表としてそれでは行ってきまーす!

軍による検問が終わるとついに民統線の中へ。統一大橋を渡ります。

この統一大橋、軍のルールで歩いて渡ることはできず、車などのタイヤのついたもので渡ることと決められています。

今回引率してくれた友人(民統線住民)は「タイヤさえついてればいいらしいから、いつかインラインスケートで渡ってみたい」と冗談を言ってました(笑)

民間人統制地域内の様子

きっとみなさん、中が気になるはず。

写真の左側(鉄柵)は臨津江沿いの野鳥保護区域のため、住民すらも立ち入れません。

だだっ広い平野のところどころには旗が立っています。この旗の色によって地雷が撤去されたかどうかがわかるそうです。

まだまだ大量の地雷が埋まっているらしく、アスファルトで舗装された場所以外は住民も恐ろしくて歩けないとのこと。

韓国軍と米軍が共同で軍事武装しているこの地域、こういったところではまだ戦時中の緊張地域であることを感じさせます。

このたびの板門店宣言を受け、この地域の雰囲気も変わってくることでしょう。

友人の車で統制地域内をぐるっと回ったのですが、結構な広さです。汝矣島くらいの広さ、いやもっとありそうな感じです。車で20〜30km走りました。

韓国最北端の鉄道駅、都羅山駅へ

その後、韓国最北端にある、最も北に近い鉄道駅、都羅山駅(도라산역)へ向かいました。

ここは開成工業団地からも近く、将来物流のハブになると期待されています。今もソウルから1日に2回、DMZ観光列車が運行されており、列車がこの駅に到着します。

DMZツアーではここにも寄るようで、たくさんの外国人がいました。

1000ウォンの入場券を買って、中のプラットフォームに入場します。

南の最後の駅なので、この駅は南北出入事務所としての機能もあります。いつか近い将来南北で経済開放などがされると、ここが入管のような役割を果たすことになります。

平壌まで205km、高速飛ばせば2時間弱、かなり近いですね。

昨日の板門店宣言でも言及された通り、京義線が南北でつながると将来的にはユーラシア大陸までつながる可能性も十分にあります。そうなると朝鮮半島の物流競争力はさらにアップすることでしょう。

セム
いつか平壌で冷麺食べて、新義州までスンデ食べに鉄道旅行する日もそう遠くないかもしれませんね。

まとめ: そのうち民間人も自由に行き来できる場所になり得る

今はこの地域は行き来が制限されていますが、武装解除が行われれば近いうちに誰でも入れる場所になるかもしれません。

可能性を多分に含んだ場所なので、今後の南北の動きに期待したいところです。

というわけで今日は昨日の南北首脳会談を受け、関連ネタをお届けしました。

まとめ豆
豆余談→この中にある養鶏場のタマゴがぶっちぎり新鮮で美味しゅうございました。

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  • この記事を書いた人

セム(@ssem1622)

韓国ソウルの某企業で日本マーケティング統括として働く豆(育休中)。Udemyでイラストを教えたりなど、コンテンツを作って収益化するのが趣味であり仕事。 プロフィール詳細ページはこちら

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