韓国での妊娠・出産・子育て

韓国の子どもの敬語教育〜おじいちゃんおばあちゃんには尊敬語で〜

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セム
こんにちは、セム(@ssem1622)です。

2歳半を過ぎたあたりから言葉がどんどん増えてきた息子の豆太郎(3歳)。彼は韓国語を自然言語、そして母語として身につけています。

一方、母であるわたくしセムは韓国語を第二言語として学習しました。わたしとは異なるプロセスで言葉を身につけている息子の韓国語にはとても興味があり、日々観察をしています。

特に気になっているのが敬語の身につけ方。ドラマの中などでお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、韓国では小さな子どもたちも周りの大人に対して敬語を使って話しています。

というわけで今回の記事では韓国での子育てを通じて感じた子どもたちへの敬語教育についてのお話をお届けします。

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いい大人がちゃんと敬語が使えないとまずい

日本語だとどうかしたら社会人になってもまともに敬語が使えない日本人も多くいるのに対し、韓国人は敬語で間違えることは少ないです。

もちろん最近の若い韓国人の中には二重敬語や人の行動以外に対しても敬語を使うなど、若干過剰なまでに敬語を使う傾向は見られるものの、これも相手に失礼がないようにとの思いからです。

それだけ韓国語の言語文化では使うべきところで敬語を使わないというのがまずいのです。どのくらいまずいかというと、失礼を超えて、親のしつけがなってないと言われてしまうくらい。

だからそのへんのさじ加減がうまくつかめないときにはいっそ過剰でもいいから敬語にしとけ〜という発想のようです。

韓国語の敬語表現は複雑

そんな韓国語の敬語は絶対敬語と言われ、上だけ見てればいいと思われがちですが、実は上下に分かれており結構複雑な構造をしています。

以前、ポッドキャスト(まったり韓国語だったか今日からはじめる韓国語だったか…どっちでもしゃべった気がする)でも韓国語の敬語体系は7段階くらいに分かれているという話をしました。

通常韓国語の教科書で学ぶ해요体というのは上から4番目くらいの真ん中の段階にあたります。これは一番無難で、とりあえず誰に使っても失礼にはあたりません。たとえるなら日本語のです・ます体と同じような扱いなので、第二言語用教科書の初級段階でこの形を習うのです。

でも実際の言語生活はもっと複雑で、해요体を基準にして、相手との関係(年齢差や親疎、社会的関係)により言い回しが変わります。

目上には敬語、タメや目下に使うパンマル、と一概に言えるものではなく、時と場に応じてそれらがミックスされます。パンマルと敬語のコラボ表現も頻繁に登場します。

家族にも敬語

また、家族に対しても敬語を使う言語文化です。言葉を覚えはじめてすぐの段階からおじいちゃんおばあちゃん、家によってはオンマやアッパにも敬語を使うように教えられます。

たとえば子どもがこのように話すと直すよう注意されます。

  • 줘~(ちょうだい)→주세요
  • 먹어→드세요
  • 하지마→ 하지마세요〜

ざっくり言うと、요がないと怒られるイメージです。また、同い年の友達に話すような単語を使って話した時にもすかさずダメ出しが入ります。

子は親の鏡

親から子にはその関係から通常パンマルで話すのですが、この時期は丁寧な해요体で話すことも多いです。というのも、子どもは親や周りの大人の話し方をそっくりそのまま真似してしまうからです。

子は親の鏡とはよく言ったもので、子ども相手だからとぞんざいな話し方をしたり、日頃から品のない言葉遣いをしていると、それはブーメランの如く、そっくりそのまま親である自分にはね返ってきます。

そしてそれを周りの大人にもやってしまうと、あんたんとこは一体どういう教育をしとるんだ、と親の方がお叱りを受けたり恥ずかしい思いをするはめになることもあるのです。

まとめ

このように韓国の子どもたちは幼い頃から小さいながらも一番身近な家族という社会の中で幼い頃から敬語を学んでいます。

日本語とはいろいろと異なる体系を持つ韓国語の敬語を息子の豆太郎がどのように身につけていくのが個人的にとても気になっていくのでこれからも見守り続けていくつもりです。

また、この時期はスポンジのようになんでも吸収してしまう時期なので、親のわたしもいつも以上に言葉遣いに気をつけなければ、と改めて身を引き締める思いです。

というわけで、今回は韓国の子どもたちの敬語事情についての記事をお届けしました。

まとめ豆
この記事を読んでいるあなたもぜひ、小さい子どもたちの敬語表現に注目してみてくださいね。

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  • この記事を書いた人

セム(@ssem1622)

韓国ソウルの某企業で日本マーケティング統括として働く豆(育休中)。Udemyでイラストを教えたりなど、コンテンツを作って収益化するのが趣味であり仕事。 プロフィール詳細ページはこちら

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